【読書】巨大システム 失敗の本質

タイトルからするとシステム開発を連想するが、本書でいうシステムとは、原発とか飛行機とかクルマの自動運転とかあらゆる事業や組織の事を指す。
現代のあらゆるシステムは複雑化し、密結合しているため、ほんの些細なミスから取り返しのつかない事態(メルトダウン)を起こす可能性がある。それを防ぐためには多様性や外部からの意見を柔軟に取り入れ必要がある。
本書に書かれている事例はどれもそんな事からこんな重大な結果になるの!というものばかりで、いつ自分たちの身に起きても不思議じゃない事ばかりで戒めになった。
本書はありとあらゆる業種のマネージャー、プロマネが読むべき本だと思う。

【読書】NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

 

これまで私のような一般人がムーブメントを起こしたり、資金調達して起業することはハードルが高いと思われていた。しかし、ニューパワーを理解し身に着ければ、私でもあなたでも潮流を起こすことができる。

ニューパワーの例としては、ツイッターの#metooがあげられる。ひとりの言動が爆発的に広がり、セクハラや性差別を受ける人を巻き込み、一大ムーブメントを巻き起こした。また、クラウドファンディングを使えばお金や資本が無くても起業することもできる。
 
ニューパワーが何なのか理解することで、このようなムーブメントの源を知ることができる。その答えは本書を読めばわかるだろう。
 
【ニューパワーの正体】
拡散
シェア
透明性
 

【読書】BCGが読む 経営の論点2019

昨年くらいだろうか本シリーズも年末恒例本のひとつになったのは。

BCGの各コンサルタントがそれぞれの分野の未来予測、トレンドを簡潔にまとめてくれていて、ビジネスの大局を掴むのにとても役立つ。自分の業界(IT業界)については常にアンテナを張り巡らせているいつもりだが、普段調べることのない他の業界にチャンスが転がっているのかもしれない。

以下に私が気になったところをまとめる。

■アジャイルの可能性と罠

アジャイル3つの特徴

  • チームの作り方 
  • 走りながら考える
  • 完成形を目指すのではなく、MVPをすばやくつくる

アジャイルの考え方は元来、システム開発に使われるものだが、実はこれいろいろなところで応用できる。例えば、組織の目標管理に使えると思う。年度初めに目標設定して、年度末に評価というのはよくあるけど、途中で目標が変わったり、PJTが変わることもあるだろう。通常の目標管理では一度決めたものは変更できないので、ここにもアジャイルの思想を取り入れると目標管理を絵に描いた餅から実務に活かせるのではないだろうか。

アジャイル万歳!

【読書】いま君に伝えたいお金の話

本屋で本書を見かけ、中2の息子に贈ろうと購入したけど、その前に自分で読んでみた。

私たちは学校で英語や数学は学ぶがお金については学ばない。社会に出てからは英語や数学よりお金の知識の方が役立つのになぜなのか?それはお金について学校や家庭で話すのはタブー視されているからだろう。

しかしながら村上氏は子供の時からお金が大好きでどうすればお金を増やすことができるのか、父親から教わり、自分自身でも常に考えていたという。その知見を子ども向けにしたのが本書で平易な文章で書かれてる。

村上氏が主張しているポイントは2つ。

  • お金は稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す
  • 期待値で考える

息子が本書から何を感じ、何を学ぶかはわからないが、願わくばお金について考えるきっかけになり、何かを感じ取ってくれればいいなあと思う。

まあ、私ももっと頑張らないと・・・

【書評】不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

9回特攻に出て、9回帰ってきた男の話と聞いたら、必読確定なのでさっそく手にしてみた。

結論から言うと、これまでの特攻に対する認識、イメージが覆されるくらい衝撃を受けた。私(多くの日本人が同様と思うが)がこれまで抱いていた認識、イメージは特攻を命令した側の視点からのもので、命令された側の視点が全く抜け落ちていた。

他にも特攻は作戦としてはイケてないが、効果はあるものと思っていたが、初期の成功事例とされた空母撃沈も超小型なものだし、かすり傷しか与えていなくても撃沈・大破と同類にカウントしたりと、ほとんど成果のないものであった。ただ戦争継続のためこのようなストーリーが必要であったというのはやりきれない思いがした。

時代は違えど、現在の政治も会社も至る組織でも同じようなことがあるよなあと感慨深い思いがした。

 

 

 

そろそろショーンKは再評価されるべきだろ

先日読んだ本にこんなことが書いてあった。

ストーリーは後付けでも良い。ストーリーを語ることでそれに近づく努力をすればいいのだ。

この一節を読んだ大半の人はあの人を思い浮かべるだろう。

ショーンK

巷ではホラッチョとか呼ばれ、バカにされてたけど、ハーバード卒、一流コンサルタントという作り上げたストーリーを努力により実装し、実社会でも企業相手に超高額コンサルタントとして報酬を得ていたのだから相応の価値を提供していたのだろう。恐らく、作り上げたストーリーを実現させるために並々ならぬ努力をし、結果ハーバード卒と言っても誰も疑わないレベルの素養を身に着けた。無論ウソはいかんが、これから先は全て実力と言っていいわけだから、ぜひ信頼を回復し、頑張ってもらいたい。

つーことで私もブログのプロフィールにこれまでを書くのではなく、これからを書くことにした。あまり先のことはイメージできないので1年先を見据えて書くことにする。近日中に更新する予定なので、もし本稿を読んだ人がいれば確認してみて欲しい。

さあ、今週もがんばろ!

*ちなみに読んだ本はこちらです。

【読書】お金2.0 新しい経済のルールと生き方

年末年始にまとめて読書した中で、今回紹介する本はこちら

自分よりだいぶ若い起業家だが、着眼点とか思想はホントにリスペクトしている。何がすごいかというとその先見性。10年くらい先を皮膚感覚で語ってる感じがする。

例えば、ベイシックインカムにしても日本のような大国では無理だと思うが、著者には目の前で起きているような感じなのだろう。これからはお金を稼ぐよりも価値をあげることにフォーカスすべきというのは納得した。

以下、MEMO的な

■発展する経済システムの5つの要素
持続的かつ継続的に発展していくシステム(サービス)には5つの共通点がある。

  1. インセンティブ
  2. リアルタイム
  3. 不確実性
  4. ヒエラルキー
  5. コミュニケーション

■経済と自然の根底にある同一システム
経済が自然の生態系に似ていたからこそ、資本主義が普及した。

  1. 自発的な秩序の形成
  2. エネルギーの循環構造
  3. 情報による秩序の強化

■価値の3分類
世の中で価値と呼ばれるものには3分類ある。

  1. 有用性としての価値
  2. 内面的な価値
  3. 社会的な価値

人間の内面的な価値に関しては、現在の資本主義の枠組みでは上の世代が認識しにくく、ここには大きなチャンスが存在している

【書評】BCGが読む 経営の論点2018

毎年年末になると「来年こそは!」と思いついつい、この手のタイトルの本を手にしてしまうんですよね。
ということで今回読んだ本はこちら

当然と言えば当然だが、AIとかIOTとかシェアエコノミーとか流行りのテーマについて書かれていて、これからの全体感を掴むのにはとても理解しやすい本。13のテーマの中から特に興味を持ったものについて、軽くまとめてみる。

AI(artificial intelligence)

日々の仕事の中で、「これはAIでできるんじゃないかな」と考えるクセが昨年あたりからついてるけど、何でもかんでもAIができるのではなく、AIが得意とする分野がある。

■AIの得意分野
・データ:大量のデータを処理できる
・テクノロジー:データの保管、管理、リアルタイム処理
・アナリティクス

■AI活用の3つのポイント
・AIがうまく解けるかたちに、課題を因数分解する
・無意識の作業を形式知化して置き換える
・単機能を組み合わせる

世界で進む少子高齢化

日本の人口は2050年には1億人を割ると言われていて、何となくヤバイよね日本とは思っていたけど、あらためて人口動態をみてみるとガチでヤバい。長期的にみると誰でも問題なのはわかるけど、短期でみるとそれほど変化を感じないいわゆるゆでガエル状態になりやすい。人口が減るということはそれだけ消費が減り市場がシュリンクしていく。一方、これから伸びていくところは市場が拡大していくので新たなビジネスチャンスが見込まれる。次はアフリカかなw

 

アジャイルによる働き方改革

この章は皮膚感覚で理解できたし、思わず膝を叩くことが多かった。アジャイルというと開発現場を思い浮かべるが、組織にも当てはめられるというのは斬新に感じた。

 

ウォータフォール型の働き方の課題(大企業にありがちなやつ)

  1. 処理待ちによる遅延
  2. 手戻りの発生
  3. 情報の抱え込み
  4. オーナーシップの欠如

成功するために必要な3つのポイント

  1. サーバントリーダを育てる
  2. 標準的なアジャイル手法を取り入れ、組織に合わせて調整する
  3. 自動化を徹底する

 

シェアリング・エコノミー

私もairbnbのホストをやったり、UberやGrabなんかも海外で使ってるのでシェアリング・エコノミーの恩恵は受けている。何年も前から言われているけど、やはりシェアはキーワード何だよな。

シェリング・エコノミーがもたらす4つの変化

    1. ビジネス上の競争相手の変化
    2. 消費者にとってアセットを所有することの価値の変化
    3. 企業と消費者の関係性の変化
    4. 企業と従業員の関係性の変化

以上です。久しぶりにブログ書いたんで、メチャクチャ時間かかった。これからはもう少し頻度をあげていこうと思います。